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使わなくなる理由

先日、友人宅にお邪魔した際に「パソコンの調子が悪いからちょっと見てほしい」と言われ、PCを立ち上げてびっくり。起動後数分間はセキュリティチェックだのなんだののソフトが激しく動いていて、ウィンドウを開くなどの通常操作がまともに行えません。しばらく待ってIEを立ち上げると、反応してるんだかわからない起動の遅さ。回線は光とのことなのですが、スタートページを完全に表示するのに分単位で時間がかかります。文字入力も目に見えて遅延がある状態で、思わず「うわー、これだと使う気なくなるね」と言ってしまいました。
日頃Macを使っているので、Windowsのトラブルシューティングには弱い僕。Vsitaに512MBのメモリというハードのスペックが悪いのか、セキュリティソフトがうまく動いていないのか、原因がもうひとつ分からず、有効な手を打てずに終わりました。ふがいない。
iPhone 3GSが出て、従来機からの大幅なスピードアップによる快適さを評価する声が多いですが、そういうことはモバイル機に関わらず基本だなと改めて実感。起動が遅い、動きがモタモタ、反応が鈍い、すぐ落ちる・・・そんなことでは、どんなに立派な機能であっても評価されるはずはないわけで。
ハードウェアのスペックは10年前と比べるべくもなく向上しているのに、OSもアプリケーションも機能肥大を起こしていて、操作の快適さはむしろ悪化していることすらあります。コンピューターおたくは、自分でチューニングしたり、機能拡張を付けたり外したりできますが、良くも悪くも与えられたものに手を加えないビギナーにとっては、操作感の悪さは致命的な「使わない」要因になります。
そういうところ、マイクロソフトやアップルは何とかできないのかなぁ。Windows 7?OSX 10.6?コンピューターが超えなければならない壁が、改めて見えた気がします。

Comments:2

cnkt 2009-06-30 (Tue) 23:27

Vistaにメモリ512MBはおそらく足りてないですね。Aeroを切っても重そう……。
ぼくが某大手量販店で買ったときはメモリ増設価格が一緒に出てて(!)、店員もそのへん角が立たない範囲で説明してくれたものでしたが、それでももちろんひとによっては必要性が理解しきれないこともあるし、それはそれでやむをえないでしょうし。

# ぼくは「なんでわざわざ余分なカネ払わなあかんもんつくったんでしょうね?」って言って店員を困らせましたが、それも余談のようでいてあながち、という気がします。

Life is beautifulの中島聡さんだったかな、MS在職当時?のWindowsについて「教室に通わないと使えないものをつくってしまった」的な後悔をいつやら述べてらっしゃったんですが(あるいは文中で知人の言として引いておられたのだったかもしれません)、一定のユーザにとってその状況はいまでも変わっていませんし。
プロダクトの"ニーズ"というものを、より真摯に考えていくべきなんだろうなと思いました。

そして、メモリを1GB(買った機種の上限)積んだところで、セキュリティソフトの定期更新や3アプリ程度の並行使用くらいでけっこう重くなります。原因はそのへんいろいろ重なってのことじゃないかなと想像です。

hokuto 2009-07-03 (Fri) 00:31

わー、コメントありがとうございます。ご無沙汰してます(笑)

「なんでわざわざ余分なカネ払わなあかんもんつくったんでしょうね?」って、素晴らしいツッコミですよね。店員は困るとは思いますが(笑)業界に対しては、まさにまっとうな意見。

このコメントを読んでいろいろ思うことがあるので、次のエントリーに書きました。さらに長くなってますが、ぜひお読みください。

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